不発弾を担いで歩く

　帰ってきたらガス会社のひとがいました。月曜日、直してくれるようで、それまでは壊れたままのお風呂です。むこうはお仕事ですから気にしていないと思いますが、lilyは笑顔が不細工なのでできるだけかっこかわいくみえるように笑顔を作ってお見送りをしました。

　かっこかわいく。

　ベートーベンをBGMにしています。ベートーベンは「運命」がいちばん好きで、運命のどこが好きかと言っちゃうと、じゃじゃじゃじゃーん、じゃじゃじゃじゃーん、の、後です。音楽に詳しくないので、小学生のような表現しかできません。いまは「悲愴」を流しています。

　以前交際をしていたひとから手紙が届いて、あのときはごめんと書いてあったので、ああ、このひとはなんてやさしいんだろう、と感動しました。だからわたしも誠心誠意尽くして返事を書きました。

　きょう、バスで座っていたら、ちっちゃい子ども（男／推定3歳）がお母さんと乗ってきて「座りたいよぅ」と言っていました。お母さんが「いっぱいで座れないの」と言っていて、まぁその通りだったのですが、子どもはお母さんのことばに、舌打ちをしました。将来有望ですね。

　不発弾を担いで歩く、ような感覚。いつだってなにか爆発しそうです。

　漢方薬が処方されました。漢方を眠る前に飲まなきゃいかんのです。毎食後じゃなくてよかった。毎食後だと、満足に外出もできません。主治医は豪快に笑うので、相当具合が悪いとき以外は、ぜひともその笑い声がききたく、がんばりますが、きょうは不発。うーむ。