自傷行為のこと

　自傷行為について書いたりしていますので、気持ち悪いから読まなくてもいいと思う。

　やせたいと友人に言ったらその細さでやせたいのは病気だよと言われました。病気なのかな？でも食べなくなったわけじゃないから問題ないよ。でも最近やせなくなってきました。やせたい。

　きれいでいたい。美しくなかったら生きている意味がない。キムタクはいいことを言った。でもソフィーは美しくなくても生きていていいって言った。わたしは美しかったことなんて一度もない、って。そんなことないのに。ソフィーは気持ちがきれいなのに。
　lilyは美しかったことなんて一度もない。気持ちだってぜんぜんきれいじゃない。

　ぜんぜんきれいじゃなくて、自傷行為がおさまりません。やめたと思っても何度もくり返しやってしまうのね、こういうことって。やめられることなんてないのかもしれない。ほんとの意味でやめるのは難しいのかもしれない。それはこころが弱いということなのかもしれない。
　痛いのがいいの。痛くて赤いのがいい。ひっかいて噛み付いて、それでお湯にしみるのがいい。お風呂に入ってじぶんのからだをみたときに、かわいそうなのがいい。
　桜が咲いていて、そういうのきれいだなって思って、菜の花が風に揺れていたらすてきだなって思いながら、傷をひっかいている。皮膚に爪をたてている。
　死にたい。死にたいわけじゃない。死んでもいいと思っている。でも死ぬのはこわい。死んだらすべてがなくなるし、それがいいんだけど、それはいやだ。ねえ、死ぬってなにかな。どういうことなんだろう。死んだらlilyはどこへいくの。死んだらだれが得をするの。死を商売にしたのはだれ。

　こんな感じですけど、ちゃんとご飯は作るし気が向けばテレビを見るし、手芸だってやる。買い物にも行くし頼まれた仕事だってやる。チョコレートを食べたらおいしいと思うし、紅茶と緑茶のどっちを飲もうか悩んだりする。ねえこれって生きているってことでしょう。歩いてでかけたら桜が咲いていて、そういうのきれいだって思って、これが散るときが楽しみだったりするし、菜の花は風に揺れたらいいなって思う。