自己嫌悪する理由

　わたしはもしかして、人生を軽い気持ちで生きすぎているんじゃないかと思ったり。本がろくに読めない、くせに本を買ったり。これはお金を軽くみているのではないでしょうか。おんなだからね（って女という性を軽く見ているわけではないのですが）おとこの人よりは経済的な自立を強く求められたりはしないです。少なくとも、おそらく、lily家では。

　本が読めないのも話を覚えられないのも自分に関係する書類を読めないのも働けないのも、もしかしてただ怠けているだけなんじゃなかろうか、と。自分を疑ってかかるんですね。
　本を読まない、話を覚える気がない、書類を読まない、働かない、と。そんな気はないのだけれど、そういうふうに思っている自分が、そういうふうに思わせる自分を嫌悪する。

　病人同士で集まって話をしていてそれでいいのかな、と健常者の友人に言われたことがあります。わたしもそう思っていたところだったので、そうだよね、と言いました。そうだよね、なんかお互いを慰めあっているだけって感じがするし、病人同士でなにができるんだろう、と。

　どれもこたえはないんだろうと思います。こたえがなくたっていいじゃん。いつか出るこたえなら焦って出してもいいけれど、いつまでも出ないこたえなら、こたえなんて必要ない。

　わたしにもう少し文章を書く力があればいいんですけど。斎藤孝の著書でも読んで勉強しようか。