浴衣ではしゃぐ

　病気のことを勉強して閉じたファイルを見る用があって、そしたらもう少し調べる必要があるな、と思って自習中です。そんなことよりやるべきことはたくさんあるように思います。でも一時の欲求に身を任せるのもたまにはいいではないですか。年末だし。

　なんだか最近は入院前のような衝動にかられることがあります。なんとかやり過ごしています。これで年末年始を、お正月を乗り切れるのだろうか。不安です。不安時の薬を余計にもらっておかなかったことが、更に不安を掻き立てます。

　じぶんでずーっと前に作った浴衣を捨てることにしたのですが、一度も袖を通さずに捨てるのは忍びないと思って、閉じる前のゴミ袋をあさって着ています、現在。ぼろ雑巾でさえぼろになるまで使われたからぼろ雑巾になったのであって、一度も袖を通さないで捨てるのは哀れすぎる。そんなかっこういいもんじゃないけど、言ってみれば新品じゃん。

　と、いま帰ってきた母に言ったら新品ではない、と言われました。ならば言い換えよう。かた落ちだ。新品、だと思うんだけどなぁ。家族間の平和のために妥協するlily。

　この浴衣、どうせうまくいかない、と思っていっちばん安い生地で作ったんですよ。黒地に白で竹の柄で、まるで温泉の浴衣です。みんなかわいい柄で作っていたのを横目に、指を指されて笑われながら作った、がたがたの浴衣です。

　けど、さすがに、寒い。浴衣って風呂上りに着るものですよね？違う？風呂上りに着たら冷えちゃう。絶対冷えちゃう。でもこのまま寝るって言うのもいいかもしれない。

　みなさんお体にお気をつけて年末年始のご用意を。