自傷痕を隠すぜ

　ちゃんと生きています。けっこう元気に生きています。特記することがないだけでちゃんと生活している。いままでとなんら変わりのない生活です。ときどき散歩などをするように言われて散歩をしていることが変化です。ときどきぶっ倒れそうな感覚になるけど、倒れることなく歩いているし料理を作っている。だから、元気です。

　目下関心のあることはメイクです。体の。自傷痕を隠したい。いままではそこまで気が回らなかったんですけど。自傷癖が治まって一息ついたら、傷跡をなんとかしないとと思いました。傷跡は消えないと知っていますが、目立たないくらいにしたいと思ったって罪はないはず。

　それで調べたところ、リハビリメイクというのがあるようですね。傷跡などをフォローできるようですが、どういうものかよくわからなかったので大きな本屋さんにいってちょっと中身を見てみよう。と、したら、本屋には置いてなかった。少なくとも見つからなかった。じゃあ図書館だ。これから図書館に検索かけてみる。迅速に手際よく。まだ動き出したばかりでこんなこと言うのも気が引けるけど、知っている方がいらしたら知識を分けてください。

　まぁ、そんなかんじ。こういうこと考えている人、きっといっぱいいると思います。傷跡がなくならないのは知っている、知っていて自傷をして、それでも隠したいって。長袖がふさわしくないこともあるし、知っていて損はない。lilyは損はない以上に知りたいのですが。

　カミソリを全部捨ててから、新しく買うこともなくて、顔の産毛剃りに困っています。新しく買うこともない、ではなくて、新しく買えない。怖いのです。カミソリに触ってもう一回自傷したらどうしようって。こんなに自分を許せないことはないよ。

　あーあ。やるんじゃなかった、って言ってもいいかな。