お料理するよ

　ご飯を作ってそれをおいしいと食べてもらえるっていいですね。じぶんではそんなにおいしいとも思わないものを、おいしいって言ってくれるとまだ作らなきゃなって思う。

　料理中は集中しているんですが、じぶんと会話しながら作成しています。どれくらいの大きさに切るの？分量はどうだっけ？火加減は中火でいいの？って。じぶんがじぶんに質問してくるのです。そうすると失敗も少ない。ような気がする。

　きょうは図書館に行っていました。笹の葉が飾られていて、でも短冊がひとつもぶらさがっていませんでした。だから短冊に「図書館中の本を読む」と書いてぶら下げておきました。不器用なので糸を結ぶのに苦労してたら、その様を職員に見られて、すごくいい笑顔で「ありがとうございます」って言われました。べつに、あんたのためじゃないんだからね！

　はっ。短冊に名前を書くのを忘れました。

　そもそも、七夕に笹を飾って願い事を書いて、いったいだれが願いを聞き届けてくれるの？一年に一度の織姫と牽牛の話じゃないの？聞いてくれるのはふたりのなかを裂いた人？そもそも怠けていたから裂かれたんですよね？

　七夕が詳しくわからない。というより、日本の行事をこなすたびに、そのいわれを知らないことに気づかされる。二十四節気とか。もうすぐ小暑ですね。

　毎日毎日なにをするでもなく過ごしているので、これはまずいと思っています。思っているだけでなんにもしないじぶんにうんざりしています。することといえば本を読むくらい。ときどき外に出てはいますけど。生産的なことをしていない。

　身の回りの片付けは少しずつしなくちゃいけないんだけど。どこから手を出していいのかがわからない。自分の持ち物なのに。情けない。これから暑くなるから、涼しいうちにやっておけばよかった。後の祭りです。

　後悔先にたたずってね。