薬の副作用で

　先の地震で崩れてまだ直してないところがあります。みごとに床の上にきれいに落ちて積まれているので、それをわざわざ崩すこともないかななんて思っています。崩れたところを崩したくない。

　片付けても片付けてもすぐに片付いていなくなると言うのはしょっちゅう書いていることですが、ここに書きでもしないと片付けようと思わない。こうして人様に片付いていない有様を晒すことでこれではいかんと心を奮い立たせるわけです。いま困っているのは机の上の左側です。真ん中にパソコンがあって、その左側。本やスケッチブックが積み重ねてあります。うっかりひじでも当てようものなら。目も当てられない。これは先の地震とは関係ありません。己の責任以外のなにものでもない。

　ここまでは本題ではなかったとは言いませんが、これからが本題です。本題って言うか、タイトル通りに書きたいと思います。

　薬の副作用でご飯が飲み込みにくくなったり字が書けなくなったりしましたし、話すのが不自由になったこともありました。それらはぜんぶ薬を少なくすることで治まったのですが。

　しゃべりにくい、と思う。ゆっくり話していればだいじょうぶなんだけど、早口になったり感情が昂るとはっきりと話せていないという自覚がある。たぶんひとはそんなに気にしない程度だと思うんです。だからといって気にしすぎかといえばそうでもない。たしかに不明瞭なところがあるのです。

　ではいつどのようになるかと問われれば答えられないので、ここは経験をいかしてじぶんで判断しようと思いたって数分。断念しました。いまはそのときじゃない。

　いつそのときなのか。それはじぶんでもわからないのであった。