ちょっと話があるんだけど

　「ちょっと話があるんだけど」と言われると、とてつもなく憂鬱な気分になります。先生に呼び出しくらったときと同じ気分です。先生だって呼び出すたびの毎回毎回を叱るわけじゃないですけど、たまには頼まれ事だったりしますけど、でもやっぱり先生に呼び出しされるとすごく憂鬱で、この年齢になっても「ちょっと話がある」は言われていやなせりふランキングの上位にきます。

　別に誰かから呼び出しくらったわけじゃありません。

　昨日、今年初、蝉の死体を見ました。ご遺体は無残な姿で、ご家族が目にしなかったのが不幸中の幸いだと思いました。初物だ。

　いつもはシャワーで済ませるところ、たまには湯船につかろうと思っていたらスコールのような雨に遭遇しました。びっしょり濡れて、シャワーを浴びました。夜にもう一度お風呂場のお世話になります。

　すごい雨だった。天気が不安定、って予報のときの雨ってこんなに強く降ったら反則だよってくらいの、大粒の雨でした。痛かった。
　銀行の帰りで、銀行の封筒に入れた紙幣がとにかく心配でした。紙には耐えられない水量だ。でもわたしの体を盾にしてバッグ及びその中身はまったく濡れていませんでした。

　ほんとうに今日の天気は不安定すぎる。さっきから10分くらいおきに雨が降ったり晴れたりして、そのたびに鳴いたり黙ったりする蝉が大変そうです。わたしの気分より不安定だ。

　ところで、どこからどこまでをずる込みと呼んでいいのかをわかりかねています。列に並んでいて、いったん列から離れて戻ってきて同じところに入ってくるのってずる込みですか？
　いやなに、わたしの前に並んでいたおばさんが一度近くの自転車に荷物を取りにいって、列をつめたわたしの斜め前に立って、列が進んだらもうわたしの前にしっかり立っているんですよね。これって、わたしはずる込みだと思うし、この経緯を知らない人が見たらますますずる込みだし。
　なによりわたしがずる込みを注意しなかった人みたいで。

　最近よくこういうずる込みに遭います。や　め　て　…　！　！

　明日は病院です。