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統合失調症のわたしが好きなときに好きなだけ。 お暇なら来てよね。
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統合失調症の女の子、というにはおこがましい年齢になりました。
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 私が統合失調症という病名を先生から言われたのは、ずーっと前のことだそうです。ずーっと前。今の先生になる前の先生に教えて頂いたそうなですけれど、覚えてなくて(さいあく)。だから初めて私が統合失調症なんだって知ったのは、ついこの間のような。私は時間の感覚が明らかに人と違うので「ついこの間」って言ったって、もう何年か前になる、と思うのですが。

 統合失調症という病気については、幸か不幸か知っていました。勉強していて、知識があったのです。さわり程度の。高校生のときに「基礎医学」とか、そんな授業があったから(変わってるっしょ?)。でも、統合失調症は当時は精神分裂病から改名したばかりで、さわり程度の知識しかないから、治るとか治らないとか、そんなことは知らなかったのです。

 私が統合失調症と教えて頂いたとき、私はどんな顔をしていたかはわかりませんが、たぶんひどい顔はしていなかったと思うのです。ショック、とか絶望、とかそんな顔ではなかったと思います。だって、ちょっと驚いたくらいだったから。「ああ、なるほど」と。

 そのときは実感がなかったのでしょうね。統合失調症という、他人事でしかなさそうな、硬いお名前をつけられた病気なんて。

 そのうち「やっちゃったな」とか「どうしてかな」とか「いつからだろう」とか考え始めて。でも先生の診察の日は毎回毎回「変わりはありません」とか言って、なにがどう変わらないかも話さずにいました。

 何がきっかけだったかは忘れましたけれど、日記をつけ始めたんです。先生はじゃあそれに書いたことを整理して先生に話して、って。そのころから先生に手紙を書くようになって。ようやく先生と「お話」するようになったのです。

 長かった、と思いますね。今の先生じゃなきゃ、ここまで話は出来なかっただろうと思います。

 で、統合失調症なんだって実感を持つようになったのは最近のことです。差別、とか、偏見、とか、統合失調症をしらない人とか。そういうものに出会って、私は「自分が統合失調症なんだ」と。

 記憶をほとんどなくしている間にも、「私は絶対に結婚はできない。病気であることも含めて」ということを話していたそうです。そのころから徐々に受け入れ始めていたのかもしれない。そう思います。

 私は統合失調症です、といつか普通に言える日がくればいい。


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