於整骨院

　どうもどうも。ごきげんよう。涼しくなったり暑かったりですっかり元気のないlilyですよ。元気がないって言うんじゃないわ。なんか、こう、一日の中でも波があって。夕方に向かってだんだんと落ちて行く波が。

　どうもどうも、は整骨院の先生の真似っこ。整骨院の先生は独特の口調で話します。おじいさんなんだけど声が高くて、「そうですね、そうですね」と相打ちを打ってくれます。「そうですね、ああ、そうですね」って。で、なぜかlilyを嵐のファンだと思っています。好きだけど。好きだけどCDもアルバムも一枚も持っていないし。ファンとは言えないだろう。
　あと、先生は「ビッグダディ」好き。でも「ビッグダンディ」だと間違えて覚えています。

　暑いのもいやだけど寒いのも嫌なの。涼しいとか暖かいとかも、正直苦手なの。肌寒いなんて気持ち悪くなっちゃいます。わかってくれるかな？ともかく、一年中不調ではあるの。簡単に言っちゃうとね。調子のいい涼しい日も、もちろんあるんですよ。

　整骨院でおばちゃんたちの噂話に耳を傾けていたら、lilyが公衆浴場をおおむね克服することのできた近所の風呂屋は、汚いということに定評があるようです。おお、なんと。まあたしかに変なにおいはするんですけど、それは人がいるからこそ出るにおいだと思っていて。まさかそのにおいも汚さによるものじゃなかろうな。公衆浴場に完璧なきれいなんて求めちゃいけないだろうけど。汚いのはどうかと。汚いという噂があるのもいかがなものかと。風呂屋として。