ただいま考え中！！

　症状のことなどを書こう、と思うと、ちょっと考える。lilyはこのブログを闘病の記録として書いていたのですが、最近はただの日記のようになっていて、最初の頃から（それこそ前のブログから）読んでくださっている方はほとんどいないんじゃないかと思うのです。最初の頃はいろいろ書いていたけれど、lilyもね、あれが辛いこれがきつい、って書いていて、そんなの誰が楽しく読むんだろうと思ったのですよ。lilyの体験を、「ああ、こんなおんなも似たようなこと感じたりするんだな、ひとりじゃないんだな」と思ってもらえれば万々歳ですけれど。

　でも毎回、症状のことを書いたり、はlilyもさすがに無理でして。だって書いている本人が楽しくないもの。
　そんな中、先日、久しぶりに（とlilyは感じています）幻聴がどうの、ということを書きました。

　ちょっと、恥ずかしいのね。症状のことを書くって。勇気がいるのね。病気をさらけ出すのって。でも、ときどき現状を書いて、「ああ、lilyのやつと似ているな、ひとりじゃないんだな」と思っていただけたら…、いいですねぇ。

　はなしをころっと変えちゃおう。

　美術館に行ってきました。芸術の秋を満喫。すっごい空いていました。空いていたって言うか、lilyとおばさんしかいなかった。あと学芸員のひとだけだった。がらーん。もう、順路間違えても誰ともぶつからない。

　美術館とか博物館の順路を守るのが苦手です。間違えちゃう。いつの間にかひとり逆走していたりする。

　すすめられる以上にパンフレットをあちこちからもらってきました。遠すぎて行けもしない十和田の美術館のパンフももらった。いっぱい取れちゃった！と思ったら十和田の美術館のパンフは厚紙だった。すごいなぁ。こっちはぺらぺらだぜ。

　ひとがいないのをいいことに、人形劇の人形の動かし方を学芸員のひとからマンツーマンで教わったり、遊具をたっぷり味わったりしました。うん。楽しかった！美術館はひとりで行きたい！もっかい行くぞぉ！

お互いにさ、

　腹の中に隠し持っているものをすべて吐き出したい。比喩ではなく直喩で。あーもう！トイレットペーパーの優しさが身にしみる。もう絶対にペーパーってペーパーなのに表記したのをまんま読むとパーペーなの？なんて言わん。

　幻聴がねぇ、ほとんどなくなったのです。これはいいね。ときどき呻き声みたいなのするけど。lilyの幻聴って、lilyが気にしなければなんともないものみたい。話しかけてくるとか命令するとかないし。前はあったけどね。

　でも、寝る前とか夜ってすっごい不安定になるのね。じぶんと対話する。「かわいそうにね」って言われる。だから「かわいそうにね」って言ってあげる。「思い出しちゃダメ」って言うからわかってる旨を伝える。「だいじょうぶ」って言ってあげる。思い出しちゃダメ、わかってる、だいじょうぶ、うん、知ってる？なにを？サウンドオブミュージックのお気に入りの曲を、知ってるよ、歌う？歌わない、いつかちゃんと歌詞の意味と発音を覚えられたらいいね、歌いたいね、ほらもう忘れた。

　これ、声が聞こえるとかじゃないんですよ。ぜんぶ、ひとりで話すんです。ひとり二役です。思い出したくないことから、じぶんを遠ざけるのです。

　おっ。そうだ。

　コピーしよう。そうだ、コピーしよう。あしたはちょっと出かけるけど、その際コピー機に寄ろう。一枚5円まで足を伸ばすか、一枚10円で手を打つか。雨だから5円まで足を伸ばすのも遠くはない。のです。

　（薬を飲んで落ち着いて）ふと気づいたのですが、きょうって10月末日ですよね。30日と31日の月の覚え方「にしむくさむらい」でしたっけ？覚えた！すわ、使おう！として、張り切って言ったのが「にしむくぶし」。
　その現場（職場）にいたみーんな凍り付いて、苦笑いでした。や、「さむらい」はね、確かに武士だけどね、みたいな。すっごい大きな声で（だって自信があったから）言っちゃったので、もう、フォローも撤回もできない。あれは恥ずかしい思い出です。

　あ、そういう羞恥的ななにかを披露する場ではなくて、そう、10月末日なんですよね。じかんの流れって怖いですよね、って言おうと思ったんです。でも、いま書いてみて、いつも「じかんの流れが怖い」と言っていることに気づきました。いつだってじかんにいびられている。

どうでもいいこと、ぐだをまく

　仕方がないものを、仕方がない、とできない。理解はできても納得はできない。そのような。個性。（なんでも個性とする、悪例のひとつ。）決めていたことが決壊すると、感情も決壊する。lilyは感情が良くわからないのですが、それはじぶんというものは近くにあるから感じない（感じにくい）ものであるらしく、ほら、普段からそばにあると気づかなかったりする、あれ、つまりわからないのではなく物事を深く考えることができない性質、と主治医が言った。のですが、怒っているときは怒っているとわかる。悲しいときは悲しんでいるとわかる。カウンセリングで「感情の表現がうまくなった」と、言われました。

　そう。怒っていて、悲しいのです。決めていたこと（決まりかけていたこと）が、崩壊したから。だから雨って嫌いなんさ。呪われてしまえ、と、思う。

　きゅうにだめになったので、薬を飲みました。

　そうそう。お腹が故障しているのですが、治りません。ずーっとお腹治んない。痛くないけど。壊れてる。

ハロウィンの悲劇とか言ってみる。

　久しぶりにお好み焼きを食べました。手がかじかんでうまく打てません。お好み焼きは500円でした。安いのかしら？

　病院に出かける前ひどく背中と肩が痛んだので、冷やしていたんですけれど治らない。ので、鎮痛剤を飲みました。冷やすって言うのは整骨院で教わったことなんですけれどね。整骨院の先生が「冷やせば治まりますから、これでバスロマン飲まなくても大丈夫です」って言っていました。天然なのでしょうか。先生はバファリンと言いたかったようです。

　きょう、お店で「好きなだけどうぞ」と書かれたケースに、オレンジ色のかぼちゃのストラップがたくさん入っていたんです。よっし！と意気込んで数個のかぼちゃを握りしめました。やった！いっぱい取っちゃった！って。浮かれた。

　でも、オレンジのかぼちゃってどう考えてもジャック・オ・ランタンですよね。ハロウィンてもうおしまいでしょ？いつか知んないけど、終わりでしょ？おしまいだから「好きなだけ～」なんでしょ？

　lilyはクリスマスも根付いていないけれど、ハロウィンはまったく馴染みません。お店がオレンジと黒に染まっていくのはわかる。ハロウィンが近いんだなということもわかる。けど、ハロウィンがいつなのかはわからない。

　その無知がうんだ惨劇でした。


　ところでさ。

　プリンターでハガキサイズのプリントをしたいのですが、ハガキサイズをどう設定するのかわからない。用紙の設定。プリンターじゃなくて、用紙の用意がわからない。年賀状、を。やりたいのです。

お腹を壊したのはどの薬のせい？

　やっぱね、東京の学校に通っていたひとは違うよね。吉祥寺行こうなんてかるーく言えちゃうもんね。吉祥寺ってあれでしょ、なんかすっごいおしゃれな街なんでしょ？知ってるよ。
　lilyはね、県内のド田舎の学校に通って、雉を見つけたり、森林が壊されていくのを見たり、かまきりだったりバッタだったりしたよ。おしゃれなひとと行くところなんてわからないよ。

　ちょっと卑屈になってみました。

　自宅に一人でいると、なにをしていいのか迷っちゃいますね。なにかしなきゃ、と焦る。けど、することもなく。最近はビーズを再び始めてみました。でも前ほどの根気はないですね。根気もないし、集中できない。ビーズを始めたきっかけも集中力を鍛えるためでした。

　寒いですね！冬ですね！やんなっちゃう。寒いのは嫌いですが、冬はそれほど嫌いでもない。イベント（正月）が大好きです。雪も降っていいよ。それをヒーターをきかせた部屋から見るのさ。葛湯飲みながらね。

　入院はこれまで夏ごろが多いので、暑いのは我慢できるけど、我慢できていると思っているのはlilyだけで、ほんとは暑いのにうんざりしているんでしょうね。からだもこころも。

　さて、その寒い冬に向け。

　グランマにマフラーを編もうと思って、ユザワヤに行ってきました。ほんとはきょうは市の体育館に行って運動するつもりだったんですけど、雨が。雨が。こういうとき車運転できたら最高ですよ。自転車じゃいけない。そんくらいの雨。しかも寒い。ので、バスに乗ってユザワヤに行って毛糸玉を買ってきました。グリーン系がよかったのですが、ひとっつもなくて、ベージュ？みたいな色を買ってきました。細長く編むつもりです。

　去年はグランパに編んで、グランパはほぼ使わずにグランマが使ってくれていたので、ことしはじかにグランマに編みます。グリーン系…。が、よかった……。

ゆびがよごれてちからがでない

　ボランティアで使う（かもしれない）チラシの見本を作っていたのですが、プリンターが用紙を詰まらせてしまいました。取れ取れとせっついてくるのですが、もう指じゃ取れないところに用紙の詰まりが見えたので諦めました。父が帰ってくるのを待つばかり。がんばって作ったのになぁ。

　プリンターの相手で、変な姿勢してたから腰が痛い。

　ところで。
　これを書いたら、部屋の片付けをします。いつも片付けるって言ってるなぁ、ほんとにこいつ片付けてんのかなぁ、て思うでしょ？思うでしょ？毎回ちゃんと片付けてるんよ。片付かないうちにやめちゃうだけで。あっちに手をつけて、こっちに手をつけて。きょうはここ、こんどはここ、その次はできたらそこをしよう。と。

　あんまり寒いからもうどこにも行かない！と決めたのに、ファイルがないのが気になって気になって、思わず100円ショップへ行きました。バカじゃないの。探せばあるはずなのに。この前だって買ったじゃない！って思うんだけど、ないんだもん。
　ファイルを買ってファイルして満足です。こんどは残りを失くさないように、使ったファイルの横においておきました。机のひきだしに入れたほうがいいだろうか。使ってないノートと一緒においておいたほうがいいだろうか。こうして悩んでしまうと、また失くしてしまう。

　lily、おこづかいちょうをつけていて、もうお金なんて使わない！っていつも思うんです。つけてるときはね。使わないで生きていけるならそうしたいよ。ほとんどのひとがそう思っているはずだよ。浪費癖というほどでもないのですが、ついついお金を使ってしまう、ような。ちゃんと目標があって買うのですよ。がむしゃらにお金を使っているのではないのです。

なにがきみのしあわせ？

　なんのために生きているのかしら、なんのために死ぬのかしら、とお風呂で考えた。考えたと言うよりはふと思った。でもなんのために生きているのかなんて、わかんないし、それって死ぬときにわかるもんかもしんないし、なんのために死ぬのかそんな目標を持って生きているわけじゃないし、なんのために生きているのかわかんないし。と、あたまをぐるぐるさせてみました。

　たとえばね、なんのために薬を飲むのかしら、と考える。主治医が言うにはね、lilyがきちんとコミュニケーションを取れるようにするために薬を飲むのだそう。だから、薬を飲む意味を見つけられている。でもこの答えってlilyにとってはちょっとあいまいなのね。薬を飲まなければ痛い、とかいうのならlilyは積極的に薬を飲むでしょう。でもコミュニケーションを取れるように、て、漠然としている。そりゃ、コミュニケーションは取りたいけれど、薬で決まるものなのか、と考える。そうすると、薬を飲む意味を見失いかける。

　そんな感じでね、たとえばね、ブログを書くために生きている、としたときに、ほんとうにそうなのか、それはほんとうに必要なことなのか、考えてしまう。愛するもののために生きる、とか、お金のために生きる、とか、それがどういう意味を持つのかまだわからない。だから、身近なもので「なぜ生きているのかしら」を解決しようとする。

　最初に思っていた落下地点とは違うけれど、lilyは、つまり、息詰まっている。のだと思う。

ささくれますね、寒くて

　いぜんのこいびとを思い出す。
　さみしい季節になりました。

　ささくれがすごい。こころもささくれます。

　早くも、だめになりそう。これは夜のせいなのね。夜は不安定に陥りやすいです。ろくなことを考えません。早く寝るに限ります。

　lilyって、いろんな経験が足りてないんですって。主治医が言うんです。間違いないだろう（というより、間違っていたら困る）。怒る経験も不足していて、あ～、違うな、怒る経験じゃなくて怒りを表現する経験が不足しているんだそうですよ。

　ほかにもいろんなことが足りていない、ようです。2*年生きてきて、何してたんだかなぁとつくづく思うわけですが。

　でもさぁ、今から経験していけばいいじゃない。って思うことにしたのね。人並みに、なりたいじゃない。ひとが普通にするように生きてみたいじゃない。

　疲れました。退院して、気を張っていたんでしょうか。すこし、疲れました。あしたは病院です。

お金ならあるわと言ってみたい。

　あれ？二日も開いていますか？なにをしていたんだろ、lily。なんにもしていないのなんて、お見通しの癖に！

　IKEAに行って、退院祝いにでっかいカンガルーのぬいぐるみを買ってもらいました。わーい。自分でも小さいへびと、中くらいのウサギを買いました。全部一緒にlilyのベッドの上です！

　lilyね、ベッドの上をクッションとかぬいぐるみとかでもっこもこにしたいんです。でも、ほこりアレルギーだから、けっこうきつい。かなり頻繁に全部干さないといけないし。

　そうそう、IKEAのあとでショッピングモールへ行って、そこの駄菓子屋で点取り占いを買いました。前々から欲しかったのが、まさかこんなところで買えるとは。感動しました。さっき、きょうの分を引いたら「逆立ちして走れ」でした。なんと。

　それなりにね、元気ですよ。重たい気持ちになることもあるけどさ、そんなときは薬飲んだり、楽しいことにあたまを切り替えたり、音楽聞いてみたり、写真を眺めたりしてさ。難しいんだけどね、なにかして気持ちを変えないと、つらいかんさ。

　気持ちを変えないと辛いのはlilyだよ、と入院中は看護師さんによく言われていました。そんなの無理だよ、って思ってた。今だって思うよ。無理、だよぉ。

趣味は寺社めぐりと言いたい

　lilyが押し潰されてしまいそうです。破裂してしまいそう。散り散りになって、なってなって、収束する。ベランダからダイブするイメージ。

　近所に、夜に子どもを外で遊ばせたりする家族がいるんですけどね。そのおうちの子がlilyがボランティア行っているところに来て。ボランティアのおばさんが「あのおうちの子、臭ってたわね」って終わってから言ってたんです。たしかになんか臭うな、とは思っていたんですけどね。誰かなんてわからないし。
　でも、お風呂入れてるのかしら、とか言っていながら、だれもどこかに相談とか報告とかしようって話はなかったんです。夜に外で大声出してたり、お風呂に入ってなかったり、すごい泣き声が聞こえたりしたら、連絡してください、みたいなポスターがあるのに。……lilyも連絡しようとはしてないけど。

　ところで。

　いつか書いたと思うんですけど、なんでこんなにいい本をこんな安価で売っちゃうの？って古書店はお昼から開店で夜9時まで営業しているようで、誰をターゲットにしているのか、儲けを狙っているのか、ほんとにわかんなくなりました。

　その古書店と祖父母の家（近いの）を目指して、きょうはいっぱい歩きました。こんだけ歩けば、歪んだ腰骨も少々よくなってるんじゃないの。
　歩いて駅まで行って、駅の前の案内板に「教会」という項目に、教会が2箇所もありました。知らなかった。教会が近所に2件もあるなんて。「寺社」という項目はありませんでした。