ヤクザとわたし

　平井けんを聞いていたら、中学校のときの校長先生がヤクザみたいだったことを思い出しました。ひらいけんはなんら関係ありません。とんだとばっちりです。

　中学校の校長先生は修学旅行に白いスーツを着てきました。たしか。全然覚えてないんですけど、ヤクザっぽかったような。保健室登校してたとき、校長先生が見回りに来て「lilyちゃんは一人でもどんどん突き破って生きていけそうな顔をしているのにね」と言われたのを覚えています。校長先生との会話はそれだけだったはず。ヤクザみたいなパーマはかけてないだろうし、色めがねもかけてないし、葉巻くわえてないし、顔も名前もなにも覚えてないのに、ただヤクザのような白いスーツだけが鮮明に残っている。

　ヤクザヤクザとヤクザを知らないのに書いてすみません、と、本職の方に。

　午前中はカウンセリングに病院に行くだけで疲れてしまって、カウンセリング前にソファでダウンして、先生に起こされました。「だいじょうぶ？」って。だめだよ…って思ったけど、起きてカウンセリングを受けて、それも途中でやめてもらって、主治医を呼んでもらって診察してもらいました。

　奥のベッドで休んでいきなさい、てことになって、休ませてもらって、帰ろうとしたら「もういいの？使わないからまだいてもいいよ」って。ちょ、そんな…。これ以上ベッドにいたら寝ちゃうよ、ぐっすり。

　そんなこんなだけど、帰りにパン屋に寄る元気はありました。おいしいパン屋があって、そこのガーリックフランス（98円）でスタミナをつけることにしました。うまい。ガーリックは体にいいだろ！夏をこれで乗り切ろうと決めました。

　音が耳に障って仕方なかったお昼頃に比べて、いまはすっかり調子を戻しました。