統合失調症のわたしが好きなときに好きなだけ。
お暇なら来てよね。
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統合失調症の女の子、というにはおこがましい年齢になりました。
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電車に乗っていたらカップルが隣に座ったんです。隣に座ったから、どんな感じのカップルかはわからなかったんですけど、そのうちわかるようになりました。
まず、「ん」と彼女が手を出して、「ん」と応えた彼氏が袋からギャグマンガを出したんです。わたしも読んでいるギャグマンガでした。で、彼女はそれを読み始めたんですね。彼氏は携帯ゲームを始めました。トランプのゲームでした、すごい指の早さでした。
で、ギャグマンガを読んでいる彼女は時々笑うんですよ。わかる、おもしろいもん。おもしろいから笑う、自然なことです。で、彼氏にそのページを見せるんです。で、彼氏は携帯の指を止めて「ん」と見て、で、また携帯に戻る。彼女はマンガに戻る。それを何度かしていたんですが、そのうち彼女はひとりで噴き出して、彼氏に見せることもなくなりました。彼氏はひたすら携帯ゲームでトランプをつなげていました。
そういうカップルです。自然体すぎるだろ、電車の中で。
そう。今日は電車に乗って、遠出をしました。面白そうなフェアをしていたんです、書店で。出かけてきた。フェアを目にして「ぬぉぉっ」てなった。けど、大絶叫はこころに秘めた。でも顔はにやけていたかもしれません。10時半ごろ書店の地味なフェアの前でニヤニヤニヤニヤしている女を見たって方、それはわたしかもしれませんよ。悪夢じゃないです、現実です。
山手線に乗ったんですけど、山手線はわたしに自身を理解させる気がないように思う。山手線は「あたしのことわかろうなんて、百年早いわ」ってツンツンしてる女だ。わたしが山手線を理解しようとしないだけじゃない。お互いが歩み寄らなくては、相互理解はならないのです。
人の多いところとか、乗り換えとか、だんだん大丈夫になってきました。

まず、「ん」と彼女が手を出して、「ん」と応えた彼氏が袋からギャグマンガを出したんです。わたしも読んでいるギャグマンガでした。で、彼女はそれを読み始めたんですね。彼氏は携帯ゲームを始めました。トランプのゲームでした、すごい指の早さでした。
で、ギャグマンガを読んでいる彼女は時々笑うんですよ。わかる、おもしろいもん。おもしろいから笑う、自然なことです。で、彼氏にそのページを見せるんです。で、彼氏は携帯の指を止めて「ん」と見て、で、また携帯に戻る。彼女はマンガに戻る。それを何度かしていたんですが、そのうち彼女はひとりで噴き出して、彼氏に見せることもなくなりました。彼氏はひたすら携帯ゲームでトランプをつなげていました。
そういうカップルです。自然体すぎるだろ、電車の中で。
そう。今日は電車に乗って、遠出をしました。面白そうなフェアをしていたんです、書店で。出かけてきた。フェアを目にして「ぬぉぉっ」てなった。けど、大絶叫はこころに秘めた。でも顔はにやけていたかもしれません。10時半ごろ書店の地味なフェアの前でニヤニヤニヤニヤしている女を見たって方、それはわたしかもしれませんよ。悪夢じゃないです、現実です。
山手線に乗ったんですけど、山手線はわたしに自身を理解させる気がないように思う。山手線は「あたしのことわかろうなんて、百年早いわ」ってツンツンしてる女だ。わたしが山手線を理解しようとしないだけじゃない。お互いが歩み寄らなくては、相互理解はならないのです。
人の多いところとか、乗り換えとか、だんだん大丈夫になってきました。

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