書いて書いて書くぞ

　高校生のとき先輩から呼ばれていたあだ名をタイトルに入れて、一冊のノートができました。四日間で書き終えたので、誤字だらけかと思います。

　話すよりも書くことのほうができるlilyにとって、筆記具は欠かせません。なんでもいいから書きたいのです。

　それはうれしいことを話すことと同じで、愚痴を言うことと同じです。話したい。それをただ書いているだけです。誰にあてて書いているわけでもないのですよ。じぶんのために書いているのです。

　カウンセリングでノートを使うことも、診察にノートを使うことも、きっと先生たちはできたら自分の口で伝えられるようにと思っていると思うんです。感情を上手に表せたらひとつのゴールなんだと思います。

　それは難しいことじゃないはず。書いて書いて、書いているうちに口で言えるようになるはず。でも書くことはやめないっていうのも、確信を持って言える。