ていうはなし

　ちょっとうるさいわね、て思ったら、そう気づいたらあの子がいたの。あの子ってそういうところあるじゃない？にぎやかっていうか、ひとりでも大丈夫！だってわたし楽しいもの！って、にぎやかを通り越してうるさいってこと。あの子にはハッピーな感覚しかないのかしら、て思うじゃない。あなたはよくても周りは迷惑してる、そういうこともあるのよって、そういう子どこにでもいるでしょ？でもあの子のそういうところって慣れちゃうじゃない。仕方ないねって。
　でも、やっぱり迷惑は迷惑よね。こっちは本を読んでいるのよ、いまはテレビを見たいの。そんなときだってひとりでにぎやかじゃない。ばかじゃないの？って思うわよ。ひとの迷惑を顧みない者は幸せにはなれないわよって。

　だからちょっとした意地悪をしたの。意地悪の一つくらい許されるかなって思ったのよ。そしたらうちのママったら、あの子の味方をしたのよ。やめなさい、って。その子はもう長くないのよって。

　そんなこと知らなかった！あの子、もう先がないんですって！でもよく考えると、そうよね、あの子気を使わせるのが嫌であんなににぎやかしかったのね。

　あなた、短い余生を送っているのね。なんだか悲しくなっちゃった。でも、そんな態度、あの子の望んでいることじゃないと思う。

　でも、だからといってあの子を鷲づかみにして空に返すなんてできない。

　だって、せみこわいもの。

ときどきぽっぽぽー

　書いていたものが一瞬できえました。はとについてあんなに書いたのに。

　もう一度書くのはめんどうなのではしょりますけど、はとがうるさいんです。ぽっぽーぽっぽーうるさいんです。昼夜を問わずなんです。音楽を聴いていてもきこえるくらいにはぽっぽーぽっぽー、ときどきぽっぽぽー。

　「いつも来てもらって悪いわね」「いいの、休みの日は本を読んでいるだけのひきこもりなんだから」

　きょうはメロンとプラムみたいなのと桃を食べました。おなかがぽこっとしました。自業自得。桃もプラムもメロンも好き。さくらんぼとみかんも好き。梨も好き。

　さっき何を書いていたかな。思い出せないな。なんで消えちゃうのかな。どうしてかな。

　寝転がって足をグッと伸ばしたら腰骨がぼきっといいました。膝を曲げて体に寄せたら股関節がぼきっていいました。骨がすごく動いた感覚。どうなっているんだ。だいじょうぶなのか。そしていまは左の膝から上が痛い。
　きのう意識が飛んで椅子から落ちたところは痛くないのに。あざができても痛くないこと多いですし、「打った、痛い」と思ってもあざはできないし、案外丈夫にできている。

　そんなこんな、八月の真ん中ですね。

悔しいことと諦めること

　きょうは泣かないけど悔しいことがありました。とはいえそれほど悔しくはないです。まあ聞いてくださいよ。
　いぜん「キスマイっていうグループの北山というひとの顔が好きだ」と書いたと思うんです。きょうは北山と呼び捨てで書いていきたいと思います。
　きょうかわいらしいお店に行ったら「アイドルランキング」が飾ってあったんです。そのお店独自に行った投票によるものみたいです。一位が嵐の櫻井さんで、なるほどなるほどと思いました。二位は忘れました。前田敦子だったかな。三位が（北山と同じグループの）キスマイの藤ヶ谷という人と大島優子で同位でした。
　ランキングは十位までどころか、ランク外まで細かく書いてあったんです。でも、どこにも北山の名前はなかった。あっれ？北山ってひとはそんなに人気のないひとなのか。詳しい活動を知らないけど北山ってだめなのか。そのお店限定で人気がないのか、世間的に人気がないのか。小さなところから人気の差は広がっていくと考えると、世間的にも人気がないのかもしれない。
　と書いたのですけどね、lily、北山の下の名前が宏光だったか光宏だったか思い出せない。この程度です。泣くほど悔しくはないよ。悔しいというよりがっかり。顔はいいと思うんだけどな。

　先日年下の男の子と意見の相違を感じました。ふたりでお店にいたら店員のおじさんにタメ口で対応されたんです。lilyはおじさんにそういう態度を取られることは慣れています。女性が読んでいたらわかってもらえると思うんですけど、年齢は関係なく女というだけで見下されることってありますよね。男の子は「客商売が相手で敬語を使わなかったりするのは最低だ」と言いました。それはそれでわかる。正しいことを言っている。でも、あなたは男だから年下というだけで見下されて腹が立っているんだと思う。あなたが女だとしたら、もしかしたらそんなこと諦めているかもしれないよ。

　病院でもおじさん方はlilyに敬語なんて使いません。お医者さんくらい。若い男の人は使うこともあります。lilyがお勤めしていたところでも、女というだけでなめられました。とくに学校を卒業したばかりの女なんて、「若い女」としか見られません。お前じゃ話にならないと言われますし、おい、と呼ばれます。男女の差がなくなっている昨今でも、そういうことはあるんです。職業は詳しく書きたくないですけど、「先生」と呼ばれることもある職業でした。同僚の男の人は「先生」でlilyは「おい」。

　そういう職場にいたことがないから「年が若いからというだけで見下されている」と感じるのでしょう。経験にもよりますが、女性だったら諦めることかもしれません。

　この意見にはきっとたくさんご意見や反論がありますよね。読んで呆れるくらいにしといてくださいな。

悔しくて泣いた

　万葉集で愛とか恋とか勉強中。万葉集は小難しいテクニックを駆使して書かれていないので、ほかの和歌集よりも読みやすい、と思うのです。それでも難しいですけどね、古語とかさ。ほかの和歌集っていったって、そんなに読んできているわけではないので深く求めないでください。

　万葉集の時代は同じお母ちゃんでなければお父ちゃんが同じでも結婚できちゃうんですね。びっくり。よりお父ちゃん似のお子さんできちゃう。

　きょう、音がいっぱい入ってきて頭がぐちゃぐちゃになっちゃうとき、ほぼ初対面の健常の人に「人より耳がいいんです」って言ったら少しわかってくれたみたい。耳がいいって大変ですねって言われた。「耳が人よりいいんです」、おすすめ。

　きょうは泣くほど悔しいことがありました。久しぶりに泣いた。自分はこんなに泣くのかってくらい泣きました。でも泣いていても仕方ないと思って泣くのをやめました。なにがそんなに悔しかったかなんて絶対言わない。言っても悔しいもんはかわらない。

　感情がこんなに乱れるのも久しぶりで興味深い。

季節感を保つ

　また間が空いてしまったね。そんなことはなかったかのように書いていこうと思います。

　いまテレビを見ていたらセクシーゾーンがメリークリスマスって言っていたんですけど、ジャニーさんは季節感を失ってしまったのでしょうか。いろんな意味で心配です。野菜も果物も一年中なんでも手に入るし、冷暖房は充分あるこの世界、季節感を失ったとしても仕方のないことかとは思いますが、だからこそテレビくらいでは季節感を大切にしてもらいたいものです。

　病院に行くのがほんとにめんどくさいです。知り合いに会うのもなんだかめんどう。正直に書きますと、都合のいい人が多くていやです。そりゃそういう関係が楽なんでしょうけど、気の向いたときだけ話しかけてくるの。こっちは話したくないよって雰囲気でも。あなたの都合は気にしないってこと。

　幻覚を見て何を言っているのかわからない人とどう働いたらいいかわからないって？そんな人はひとまず病院につれてってあげて。そんな人働かせたらだめだから。働けないから。どう働いたらいいかわからないって、そりゃそうだよ。おんなじ病気の人だって幻覚を見て何を言っているのかわからない人となにしたらいいかわかんないもん。健常の人もわかんないわ。ましてなにか金銭を得る行為をそういう人としようと思ったら、あなたの苦労はんぱないと思いますよ。

　でっかいねずみの死骸を見ました。でっかいとはジャンガリアンと比較してです。よくみるどぶねずみよりは小さかったです。

　すこしでも楽しく生活したい。わたしが愛してくれる人にできる最大の行為は幸せであることっていうことを本に書いてありました。

傷のこと書くよ

　きょうは家族とお祭に行って311円拾いました。わーい。もっと真剣に探したらもっとあったはず。お金をたどって行ったらチルチルミチル？ヘンゼルとグレーテル？お菓子の家ならぬお金の家があったのかもしれない。

　オリンピックって一日中やってますね。いつまでやるんでしょうか。

　リハビリメイクについて教えてくださいましてありがとうございます。リハビリメイクに用いるテープは高いですね。数枚入っているようですが、広い範囲の傷跡ですと一回で終わってしまいそうです。傷跡が盛り上がっている、ひきつれている、色が変わっている場合にはとてもいい効果がありそうです。使ったことがないのであくまでも想像ですが。しかし、問題はお値段ですね。

　lilyの場合は傷跡に凹凸が少なくて色が変わっていて、範囲が広いです。いまはファンデーションを用いています。肌の色より少し濃い色で傷跡に乗せるようにしています。濃い色でもあまり目立たないですね。幅広く塗っています。
　じぶんで塗りながら近くで見ているのと姿見などで距離を置いてみるのとでは違ってきます。もしかしたら目立っているのかもしれないけど、部屋の照明で遠くから見るとそれなりに隠れているように思います。

書いて書いて書くぞ

　高校生のとき先輩から呼ばれていたあだ名をタイトルに入れて、一冊のノートができました。四日間で書き終えたので、誤字だらけかと思います。

　話すよりも書くことのほうができるlilyにとって、筆記具は欠かせません。なんでもいいから書きたいのです。

　それはうれしいことを話すことと同じで、愚痴を言うことと同じです。話したい。それをただ書いているだけです。誰にあてて書いているわけでもないのですよ。じぶんのために書いているのです。

　カウンセリングでノートを使うことも、診察にノートを使うことも、きっと先生たちはできたら自分の口で伝えられるようにと思っていると思うんです。感情を上手に表せたらひとつのゴールなんだと思います。

　それは難しいことじゃないはず。書いて書いて、書いているうちに口で言えるようになるはず。でも書くことはやめないっていうのも、確信を持って言える。

五輪ピック

　きょうはお祭の日です。友人が遊びに来ます。駅まで迎えにいくよ！いまから花火が打ちあがって、近隣住民としては…特に何も思わないけど、あしたは道が汚いんだろうな。生まれたときからお祭会場の近隣住民です。一年ぶりの夏祭りです。

　一年ぶりの夏祭り、一年ぶりの夏、一年ぶりの暑さ。去年ってこんなんだったっけ？もう思い出せない。一年ぶりの扇風機。一年ぶりの夏バテ。

　五輪ピック盛り上がっていますね。みなさんは誰を応援されていますか？四年ぶりですが、ほんとは二年ぶりですよねオリンピックって。だって冬もやっているじゃない？
　そういえば野球はないんですね。サッカーはあるのに。イギリスだから？ベースボールよりフットボールってこと？野球も日本強いと思うんですけど。
　もう少しオリンピックの話をすると、五輪サッカーとW杯のメンバーが違うことの意味がさっぱり理解できません。同じでいいじゃん。若さをいかしたいの？若い人の活躍の場？ちがうよねえ。

　きのうはそんな五輪から目をそらし、録画していた千と千尋をみていました。電車でぜにーばのところへ行くシーンがすごく好き。ジブリは怒ったりぞわーってなったりしたときの体の震えや表情が見所だと個人的に思っていますが、シリアスなシーンの美しさは類を見ないです。

　千と千尋が映画でやっていたとき、協賛していた飲料メーカーにキャラクターのストラップみたいなおまけがついていたんですよ。それを「ゆばーばくらいでるだろう」と思った若き日のlilyはうきうきと買ったんです。出たのは、なんか、「川の神さま」だった。自転車が突き刺さっていて汚れて大変だった、あの川の神さまだった。すっげえショック（当時の口調で書いてみた）を受けたんです。なんで川の神さまをおまけに入れたんだろう。なんでゆばーばなんて高望みをしたんだろう。若き日のlilyは、開き直って、それをクラスメイトに見せびらかしました。クラスメイトは「むしろレア」と褒めてくれました。

　っていうはなしさ。

あのことあそぼう

　オリンピックって言うかスポーツ全般鈍いのでよく見ていないんですけど、卓球のかすみちゃんはかわいいですね。ぜひメダルを取ってもらいたいものです。日本を応援していますが、特に個人的に気になるのは馬術と射撃です。卓球のほうがみていてよくわかるのですけど。

　オリンピックはさておき、すごく暑いですね。極暑ですね。でもカレンダーをめくったらもう立秋なんですね。秋って。まじでかさすがにまだでしょうよ。立秋ってことはもう残暑見舞いですね。ええー。

　夏祭りに誘われています。近所にお勤めの友人から。わーい。浴衣着る？なんて、すっごい女らしくていいですね！浴衣は着ないよ！着付けるのlilyだもん。

　夏祭りに行ったらなにをしよう。まずはかき氷食べるのかな。はっ！返事を出してないや！

　返事を出してきます。では。

甘やかされ、大切にされた

　じぶんが甘やかされて育ったのだなと思うのは、果物がカットされずに渡されたときと、その果物を上手に食べられないときです。

　甘やかされたか大切にされたかは意見が分かれるところでしょうか。いまは甘やかされたと書きましたが、大切にされたのだとも書けます。

　魚が上手に食べられたときは大切にされて育ったと思います。
　いつもと違う味の茶碗蒸しを食べて食べ切れなかったとき、甘やかされて育ったのだと思います。

　ご飯の粒を残す人を見ると甘やかされたのだと思うし、お食事の前に手を合わせる人は大切にされたのだと思います。

　食事に全てが出るというわけでもないし、いま書いた「甘やかす」と「大切にする」は大変な独断です。