退院目前

　こんばんはlilyです。退院を目前に控え、大変厳かな気分になっています。そう、ハイテンションになるでもなく、不安になるでもなく、とても静かな心持でおります。気持ち悪い！こんなlily気持ち悪い！
　えっとね、ほんとに、退院するんだ。なんか厳かって言うよりも信じられないだけかも知んないんだけどね。退院するんだ、てへっ☆
　こんだけ言わないと（書かないと）思い込めない。

　きょうはブックオフでいっぱい買い物をした後に、町の古本屋の店先の本を見ていたんです。そしたら、美術関連の本がやたら安く売っているんですね。いま思えば、安いから店先に出していたのかもしれませんけれど。これも100円あれも100円。え？そんなに？そんなに安いの？思わず2冊美術関連の本を買いました。200円。

　中に入ってみると、本棚に納まりきらなかった本が、床にビニル紐で縛られたままで立っているんですよ。あっちにもこっちにも。で、どんな本があるのかな、と見回してやろうとしたんですけど、狭い。狭くて細い。これは見始めたら止まらない、そんな危機感すら抱かせる古本屋。でした。覚えてるのは「龍馬暗殺の秘密を探る」。ブームに乗っかってるわけじゃない。そもそもブームなのかは知らない。

　美術書をですね、どうして買ったのか。ちょっと不思議に思われたひともいるんじゃないでしょうかね。だってlilyは大きく大雑把に言って医学、心理学を勉強した文系ですから。美術なんて中学校で卒業したんですよ。しかも美術は苦手でした。（ここまで知ってたらlilyの深い知り合いですね。）
　でも、lilyを少しでも知っていればおわかりになると思うのですが、移り気で多情なんです。

　だから買ってしまった。
　みんなlilyのこと、博識だって言ってくれるんですけど、違うんですよ。下手の横好きって言うか、器用貧乏？器用貧乏ではないな。ぜーんぶ、さわりだけ。物語で言ったらあらすじだけしかわからない、みたいなね。そんななんですよ。

　さて、あした病院に戻ったら、いよいよ月曜日は退院です。