古い考え

　あした、未返却の本を返却しに図書館へ行くか、遊びに行くかでひどくこころが揺らいでおります。ぐらんぐらんです。駅まで出て、本屋行ったり古本屋のぞいたり、ときには女らしくアクセサリー見たりしようか。はたまた図書館でお勉強の一日を過ごすか。めっちゃ悩んでる。

　さいきんはほんとうに幻聴が減ったなぁ。いいことですね。夜うまいこと眠れないのは困ったもんですが、それでも気づけば朝ですし、つまり寝ているわけですし、食欲もあります。

　診察で、カウンセリングで、先生たちに文句を言えと何度も言われているので、今になってもまだそれがこころに残って、なにかしら文句はないかと探してしまいます。ないよ、文句なんて。

　考えが古いですけど、じぶんを診てくださっている人に文句なんて、そうそう出てきやしないです。一日中ずっと一緒にいた看護師さんたちならともかくとして。

　ふと思う。わたしは主治医の先生が、好きじゃないときが時々、ある。わたしは基本的に1か100しかない女です。でも、先生に限っては時々75とかになる。100が好きで、1が嫌いだとしたときに。

　たいていの人は1でも100でもない無関心な人になるんです。その中から関係を深くしていって、1の嫌いな人と100の好きな人に分かれるんです。もう少し、柔らかくしたほうがいいのは百も承知。100から急に1になって、そこから戻すのは容易なことじゃない。柔らかいに越したことはない。